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学資保険3人分は現実的に無理。でもNISA全振りも怖い。3児パパの我が家が「家計の制約の中で」出した現実的な答えを、本音でお話しします。
- ✓これから教育資金の準備を考えている方
- ✓学資保険に入るべきか迷っている方
- ✓学資保険と他の選択肢を比べて考えたい方
- ✓NISA・投資信託で備えるべきか不安な方
- ✓教育費を投資だけで作っていいのか迷っている方
⚠️ 原則:資産が十分にあるなら、保険は基本的に不要です。学資保険も「資産が貯まるまでの暫定設計」と捉えると判断がブレません。
「学資保険はいらない?必要?」の答えは、家庭の資産額で変わります。理由はシンプル。NISAで運用していて、引き出し時期に大暴落シーズン到来した時、損切りするのか・貯金から拠出するのか──ここで選択肢が分かれるからです。
- ●資産が十分にある(生活防衛費+数百万円の余裕資金)
→ NISA中心でOK。暴落時は貯金から拠出して相場回復を待てる - ●資産が中程度(生活防衛費はあるが余裕は少ない)
→ 「安い学資保険+NISA」のハイブリッドが現実的。学資で元本確保+NISAで増やす - ●資産が少ない(余裕資金が薄い)
→ NISA全振りは進学時の相場リスクで詰む可能性あり。学資中心+少額NISAなど元本確保比率を高めに
学資保険全振りもNISA全振りも、家計状況によっては危険です。我が家は当時の家計制約と夫婦の温度差から「掛け捨て+低解約2口+学資1口+NISA」のハイブリッドにしましたが、これは妥協策。真似しないでくださいね。
「子どもが生まれたら学資保険」。そう思っていた時期が、私にもありました。
教育資金の準備方法は大きく分けて「貯金・保険・投資」の3つですが、どれが正解かは家庭によって違います。この記事は、3児家庭の実体験をベースに「なぜその選択をしたのか」「他の選択肢ではなぜダメだったのか」まで含めて整理しています。読み進めるうちに、自分の家庭に合った現実的な選択が見えてくるはずです。
でも実際に夫婦で話し合いを始めたとき、僕個人の本音は「投資信託で増やしたい」でした。当時はまだNISA制度が始まっていない頃ですが、攻めたい気持ちはあって、余剰資金で積立投資はしていました。
一方で、妻の意見は違いました。「子供のお金は確実な方法で準備したい」「投資のことはよく分からないから、保険の方が安心」という、ごもっともな指摘。3人分の学資保険を組むと月4〜4.5万円。満額組んでも教育費としては足りない設計で、これは家計的にも厳しい水準。夫婦の意見が分かれる中で、お互いに納得できる落とし所を探すしかありませんでした。
結果、我が家は 「学資1口+低解約返戻金型死亡保険2口+NISA(余剰資金)」 の3段構えで教育費を準備しました。家計の制約の中で出した現実解です。この記事では、その判断の理由と、他のご家庭で参考になりそうな考え方を正直にお伝えします。
※保険募集人・金融アドバイザーではありません。一般消費者としての体験・情報をもとに解説しています。最終的な判断は各保険会社・金融機関または専門家にご確認ください。
貯金・保険・投資は役割が違う|目的別に分ける3つの箱
教育費の準備で最初に整理すべきなのが、「貯金・保険・投資は目的が違う3つの箱」だと理解することです。それぞれに役割があり、ひとつの箱に詰め込もうとすると本来の機能を果たせなくなります。
短期の生活資金・緊急時
生活防衛費/1〜2年以内に使うお金
万一の時の家族保障
失ったら家計が壊れるリスクへの備え
余剰資金で増やす・老後原資
使う時期が決まっていないお金/余剰資金
ただし、3つの箱のうち 「貯金だけで教育費に備える」 のも今の時代は別のリスクがあります。2024年度の消費者物価指数(CPI)は前年比2.5〜3.0%の上昇。日銀のインフレ目標2%を上回る水準が続いています。
一方で普通預金の金利は、2025年時点で高いところでも0.2%前後。物価が年3%上がっているのに、預金は年0.2%しか増えない──単純計算で実質的な価値が毎年2%以上目減りしていく状況です。
かつての「貯金だけしていれば安心」という時代は終わっていて、今は貯金だけに頼ることも”投資しないリスク”として認識されるようになっています。これが新NISAが話題になる背景のひとつです。
※インフレ率や預金金利は経済状況により変動します。将来も同様の差が続くとは限りませんが、「預金だけでは実質価値が目減りする可能性がある」という点は一般的に指摘されています。
出典:日本銀行「経済・物価情勢の展望」、総務省統計局「消費者物価指数」、各金融機関の預金金利を参考に整理。数値は2026年時点の目安です。
【最重要】親に万一の時、投資と保険の挙動が決定的に違う
3つの箱の中で、教育費を語る時にぜひ理解しておいてほしいのが「投資と保険の根本的な違い」です。利率や返戻率の比較ではなく、「親に何かあった時、そのお金がどう動くか」という一点です。
月3万円をNISAで15年積み立てていたとして、途中で親が亡くなった場合──その時点の評価額がそのまま遺族に残るだけです。
相場が好調ならいいですが、暴落中なら目減りした金額しか残りません。NISAには「もし親が亡くなったら上乗せで支払う」という保障機能はないからです。その時点の評価額ベースで資産が残る仕組み、ここが投資の特徴です。
※長期・分散投資を前提とした場合、短期的な価格変動の影響を抑えられる可能性もあります。ただし「使う時期が決まっている資金」をどう扱うかは、別の観点で検討が必要です。
一方、学資保険や低解約返戻金型死亡保険に入っていれば、親に万一のことがあった時の挙動は全然違います。
- ✓学資保険:親が亡くなったら以降の保険料払込は免除、満期時には予定通りの学資金を受け取れる
- ✓低解約返戻金型死亡保険:親が亡くなったら契約時に定めた保険金額が支払われる(積立途中でも所定の保険金額)
ここが投資との大きな違いです。保険は「万一の時に契約した保険金額が支払われる仕組み」、投資は「その時の評価額ベースで資産が残る仕組み」といった違いがあります。この挙動の差が、子育て中の親にとっては大きな意味を持ちます。
「何も起こらないに越したことはない」──本当にそうです。でも、何か起きた時にどうにかできるように考えておくのが、子育て中の親の役割だと思います。面倒ですけどね。
学資保険3人分という選択|どこまで備えるか
3児世帯では「子ども3人に学資保険300万円ずつ」を考える方も多いと思います。月額の目安はこうなります。
- ✓1人分:月1.3〜1.6万円前後(18歳満期300万円プランの一般的な水準)
- ✓3人分(全員同時期に契約した場合):月4〜4.5万円(理想額の積み上げ)
- ✓これは家計の固定費としては大きな負担になる
我が家の場合、これを全部学資保険に回すのは厳しい判断でした。住宅ローン・食費・光熱費・車の維持費もある中で、保険だけで月4万円超を固定費化するのは家計的に大きな負担。家計に余裕のあるご家庭なら成立する選択肢ですが、我が家には合わなかった、というのが正直なところです。
さらに言うと、子どもの進路によって必要額が大きく変わります。文部科学省の調査によると、大学4年間の学費の目安はこうです。
| 進路 | 4年間(医歯系は6年)の授業料目安 |
|---|---|
| 国公立大学 | 約250万円 |
| 私立文系 | 約410万円 |
| 私立理系 | 約540万円 |
| 私立医歯系(6年) | 約2,350万円 |
出典:文部科学省「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果」「国公私立大学の授業料等の推移」。数値は目安で、大学・学部により異なります。
学資300万円で足りるのは国公立進学の場合のみ。私立理系なら500万円を超え、学資保険では到底足りません。しかも進路は子どもが決めることなので、親が事前に予測するのは難しいのが現実です。
「掛け捨て死亡保険で大きな保障だけ確保して、教育費はNISAで」という選択肢もあります。30代男性なら3,000万円の保障を月額5,000〜10,000円程度で組めるため、家計に優しく、残りの資金を投資に回せるのがメリットです。
ただし掛け捨ては満期や解約で戻りがないので、教育資金そのものは別途準備する必要があります。投資で備える場合は、進学のタイミングで相場が低迷していると評価額で取り崩すことになるため、家計に余裕があり、リスクを受け止められるご家庭に向いた設計です。
我が家は、家計の余裕度を考えて「格安の掛け捨て+低解約返戻金型2口+学資1口」のハイブリッド型を選びました。掛け捨て+投資全振りも合理的な選択肢ですが、夫婦の温度感や家計状況によって最適解は変わります。ただし、これは当時の家計制約と夫婦の温度差から出した妥協策です。今ゼロから設計するなら、格安掛け捨て+NISAを選びます(その理由は次の体験談セクションで詳述)。
教育費の備え方|4つの選択肢を中立に整理
教育費の準備方法には、大きく分けて4つの選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、どれが「正解」というものではありません。家計状況・リスク許容度・家族構成によって最適解は変わります。
まずはそれぞれの特徴を、中立的に並べて見てみましょう。
| 項目 | 学資保険 (300万) | 低解約型 (500万) | 掛け捨て死亡 (3000万) | NISA・投資 |
|---|---|---|---|---|
| 月額目安 (30代男性) | 約1.3〜1.6万円 | 約1.5〜1.8万円 | 約5,000〜10,000円 | 任意の積立額 |
| 払込・積立 期間 | 15〜18年 | 10〜15年 | 10年・15年など | 長期積立向き |
| 満期・ 使う時 | 300万を満期受取 | 解約返戻金が払込累計を超える設計 | 戻りなし(掛け捨て) | その時の評価額で取り崩し |
| 親に 万一の時 | 払込免除+ 満期300万 | 契約時の死亡保険金額(例:500万) | 契約時の死亡保険金額(例:3000万) | その時の評価額が遺族に |
| 使わ なかった時 | 教育専用で終了 | 老後・相続対策に転用可 | 戻りなし | そのまま運用継続可 |
| 増える 可能性 | 低い (返戻率低下傾向) | 払込後の据置で 返戻率上昇 | 増えない (掛け捨て) | 市場次第で 増減 |
※上記は各社公開のシミュレーション例・複数比較メディアの公開情報を参考にした一般的な水準です。実際の保険料・返戻率は契約者年齢・性別・契約条件により異なります。正確なシミュレーションは各保険会社・金融機関の公式サイトまたは保険相談サービスでご確認ください。
※本記事の筆者は、今ゼロから設計するなら低解約返戻金型は選びません。ここでは中立な情報整理として並べていますが、筆者のスタンスは体験談セクション・まとめで明確にしています。
📌 学資保険(300万プラン)
強制貯蓄の仕組みとして機能し、元本が確保されます。「自動的に貯まっていく」のは、忙しい家庭には大きな安心感。一方で、返戻率は近年低下傾向で、インフレ環境では実質価値が目減りする可能性も。シンプルな備え方が好みの方に向いています。
📌 低解約返戻金型死亡保険(500万プラン)
親の死亡保障と教育資金の準備を兼ねられる設計です。払込満了後に返戻率が上がる設計の商品もあり、使わなければ老後資金や相続対策に転用できる柔軟性があります。ただし途中解約は元本割れリスクがあるため、長期保有の前提が必要。「保障も貯蓄も両方」が好みの方に。
※ただし、本記事の筆者は今ゼロから設計するなら低解約は選びません。流動性が低く、リターンも微増レベルというデメリットが、投資経験を積んだ今は明確に見えるからです。詳しくは体験談セクションで。
📌 掛け捨て死亡保険(3,000〜4,000万プラン)
30代男性なら月額5,000〜10,000円程度で大きな保障が組めます。「親に万一があった時の家族の生活を守る」用途に特化した設計。教育資金そのものは準備できませんが、残りの資金を投資に回せるのが大きなメリット。家計に余裕があり攻めたい方には魅力的な選択肢です。
📌 NISA・投資信託
長期で運用すれば資産が増える可能性があります。流動性が高く、使いたい時にいつでも取り崩せる柔軟性も魅力。一方で、進学のタイミングで相場が低迷していると、その時点の評価額で取り崩すことになります。家計に余裕があり、相場変動を受け止められる方には向いています。
【体験談】家計制約の中で我が家が出した現実解
子どもが生まれた時、我が家は教育資金の準備方法を夫婦で徹底的に話し合いました。本音を言えば、僕は投資信託で全額運用したかったです。当時はまだNISA制度が始まっていない頃でしたが、攻めたい気持ちはあって、余剰資金で積立投資はしていました。
でも「15年後に必ず使うと決まっているお金を、本当に全額相場に置いていいのか?」という問いにぶつかった時、ちょうどリーマンショック後の空気感もあって、教育資金を全額投資に振り切ることはできませんでした。一時マイナス90万円の下落を目の前で見た記憶が、まだ生々しかった時期です。
かといって 学資保険を3人分用意するのは月4万円超の固定費 になり、これは家計的に厳しい水準。しかも満額組んでも教育費としては足りない設計です。一方で、貯金だけでそんなに置いておくのも嫌だった。増えない現金が積み上がっていくのは、僕の性格的に耐えられないんです。
掛け捨て死亡保険だけに寄せる手も検討しました。我が家の必要保障額で見ると3,000万プランくらいが妥当だったんですが、これがまた掛け捨てなのに地味に保険料が高い。年齢が上がればさらに上がる。子ども3人+住宅ローンを抱えた状態で、それなりの額の死亡保険を組むと家計に重くのしかかります。
結果、僕は格安プラン(月1,000円台)の掛け捨て死亡保険に入りました。そして渋々ながら学資保険の代わりに低解約返戻金型死亡保険を2口。3人目には保険料の安い学資保険を1口追加。「死亡保障+教育資金兼用」で、別々に入る余裕がない分をハイブリッド設計でカバーした形です。
ここで一番お伝えしたいのが、我が家の方針はシンプルだということ。
・資産が十分にあるなら、保険は基本的に不要
・資産がまだ少ないなら、必要な保険は必要
・余剰資金で投資もやる
投資全振りもオススメしないし、保険全振りもオススメしません。その比率は家庭の状況によって違います。子育て中なのか・終わった後か、世帯収入はどのくらいか、夫婦の温度感は一致しているか──全部条件が違うので、誰かの正解がそのまま自分の正解にはなりません。
ちなみに 僕個人の最適解は「無保険・投資・資産運用」 です。資産増やすぞー、おー、のタイプ(笑)。一方で 妻の最適解は「保険加入・少額の投資」。資産はそんなに増えなくていいから、子供メインで安定した暮らしを目指すタイプ。
もう一つ、本音中の本音を言わせてください。子供3人+住宅ローンがある我が家で必要な保障額は3,000〜4,000万くらい。これを掛け捨て死亡保険で組むと、30代男性なら月額5,000〜10,000円程度。家計に優しい。そして、残りの資産を全部投資に回せたら、それはそれでワクワクして面白いだろうなと思います──妻に怒られそうですが(笑)。家計に余裕がある家庭なら、これも一つの合理的な選択肢だと思います。
なので我が家のやり方は、夫婦間の最適解として落とし所を作っただけです。子育て終了後はお互いの最適解で好きにさせてくれる約束なので、その時には僕は保険を整理して投資比率を上げる予定。
余談ですが、現在は低解約2口とも満期を迎えていて、もうすぐ教育資金として使う予定があります。学資代替として組んだので、教育資金として使い切る形で役割を終える見込みです。3人目用の安い学資保険だけは、まだ払込中ですね。
投資経験を重ねた今、もう一度ゼロから設計するなら「格安掛け捨て+NISA」を選ぶと思います。そこは夫婦の話し合いになると思いますけどね(笑)。流動性が低く、リターンも微増レベルというデメリットが、当時より明確に見えるようになったからです。
ただし当時の判断そのものは後悔していません。「投資で増やすか、保険で安心するか」の温度差を持つ夫婦は多いはず。お互いに納得できる中間案を作るプロセスが、家計を長く回すためには大事だったと今でも思います。保険は資産が貯まるまでの暫定設計、と捉えると気持ちもラクになります。
長々と話してしまいましたが、このやり方は僕個人の最適解ではないので、真似はしないでください。あくまで一つの実例として、ご自身の家庭で何が必要で何が不要か、夫婦で話し合うきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
生命保険・医療保険・学資保険・自動車保険・火災保険・自転車保険・個人賠償責任保険…保険を1つずつ見て決めていくと、気付いたら全部入ってるということになりがちです。月々は数千円でも、合計すると月3〜4万円・年間40万円超になっていることも珍しくありません。
入るかどうかは、家族構成・資産額・子育てフェーズ・他の保険との重複を「家計全体」で見ないと判断できません。学資保険を見直すついでに、医療保険・自動車保険・火災保険の特約まで含めて棚卸ししてみると、不要な重複が見えてくることが多いです。
家計全体での保険棚卸しは、自分でじっくり整理する方法もありますし、必要に応じてFPの無料相談で第三者の視点を借りるのも一つの選択肢です。相談する=必ず保険に入る、ではありません。「保険は不要」という結論もアリです。
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【すでに加入中の方へ】低解約型の出口戦略|3つの選択肢
低解約返戻金型死亡保険は、教育費に使わなくても選択肢がたくさんあります。ここは学資保険との大きな違いです。
満期を過ぎた後、子どもの進学費用として使わずに済んだ場合、主な選択肢は3つあります。
払込期間終了後の低解約返戻金型保険は、そのまま持ち続けるほど返戻率が上がる設計になっている商品が多いです。老後まで放置すれば、さらに有利な解約返戻金を受け取れる可能性があります。
放置中に被保険者が亡くなれば死亡保険金として支払われるので、保障は継続。「使わない=損」ではなく、放置すること自体が選択肢になります。
子育てのフェーズを抜けて、”使う時期が決まっているお金”の制約がなくなった時。保険を解約して、そのお金をNISAに移すという選択もできます。
リスクを取れるタイミングでリスク資産に移すのは合理的な判断です。子育て中は “何かあったら家族が困る” から保険で守り、子育てが一段落したら投資で増やす──ライフステージに合わせて使い分けるという考え方です。
気持ちの問題として、「住宅ローンを早く終わらせたい」と思う方もいます。住宅ローン繰上返済は、将来の利息負担を減らす実利があり、精神的にも身軽になれます。
金利が低い時代は数理的には投資の方が有利になりやすいですが、「安心感」という精神的なリターンも立派な選択基準です。その辺は自由に決めていいと思います。
タイプ別診断|あなたに向いているのはどれ?
ここまで読んで、自分に合う選択肢がどれか判断しやすいよう、タイプ別に整理します。
| タイプ | 向いている方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 強制貯蓄の仕組みが欲しい | 学資保険 | 自動積立・途中解約しにくい構造 |
| 元本保証が絶対条件 | 学資保険 | 相場変動リスクがない |
| 親の万が一に備えたい | 学資保険 or 掛け捨て死亡保険 | 払込免除または死亡保険金 |
| 大きな保障を安く備えたい | 掛け捨て死亡保険 | 30代男性なら3,000万を月5,000〜10,000円 |
| 利率を最優先・余剰資金がある | NISA・投資信託 | 長期運用で資産形成が期待できる |
| 掛け捨ての保障+投資で攻めたい | 掛け捨て死亡保険+NISA | 保険料を抑えて余剰資金を投資へ |
| 家計の配分を整理したい | FP無料相談 | 第三者の視点で家計全体を見直し |
※上記は代表的なタイプ別の傾向です。実際の最適解は家計状況・リスク許容度・家族構成により異なります。
「学資保険はいらない」という意見もネットでは見かけますが、合う家庭にとっては選択肢として成立します。大切なのは、家計と目的に合っているかどうか。これだけ選択肢があると、自分の家庭にどれが合うか判断するのは正直難しい──そう感じる方も多いはずです。そんな時こそ、FPの第三者視点で家計全体から整理してもらうのが現実的です。
よくある質問|教育費の備え方の迷いどころ
A. 家計とリスク許容度次第です。強制貯蓄の仕組みが欲しい方・元本保証が絶対条件の方には、今でも十分選択肢になります。一方で、余剰資金があり自分で積立運用できる方は、NISAや他の手段の方が合う可能性もあります。「いらない」と断定する意見は、その人の条件下での話と捉えた方が無難です。
A. 家計の余裕度・リスク許容度次第です。家計に十分な余裕があって、進学のタイミングで相場が低迷していても他の資金で対応できる方なら、選択肢として成立します。一方で、家計に余裕が少ない場合は、進学時の相場次第で取り崩し額がブレるリスクがあるため注意が必要です。「投資だけ/保険だけ」と決めずに、家計に合わせて配分を考えるのが現実的です。判断に迷う場合はFPに相談して整理するのも一つの方法です。
まとめ|教育費の備え方は”家計に合わせて配分する”
教育費の備え方には「貯蓄・学資保険・死亡保険・投資」の4つの選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、どれが「正解」というものではありません。重要なのは「どれか1つを選ぶ」のではなく、「家計の状況に合わせて配分を決める」ことです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。最後にポイントを整理します。
- ✓教育費の備え方は「貯蓄・学資保険・死亡保険・投資」の4つから選ぶ/組み合わせる
- ✓親に万一の時、保険は契約した保険金額が支払われ、投資はその時の評価額が残る
- ✓掛け捨て死亡保険は3,000万を月5,000〜10,000円程度で組める。残りを投資に回す選択もアリ
- ✓今ゼロから設計するなら、「格安掛け捨て+NISA」が家計に優しい選択肢(夫婦の話し合いは前提)
- ✓投資全振りも保険全振りも、家庭次第。比率は家計とリスク許容度で決まる
- ✓最後は家族で話し合って決めるのが一番。判断に迷う時はFP相談で家計全体から整理
何か起きた時にどうにかできるように考えておくのが、子育て中の親の役割です。面倒ですけどね。でもこの記事が、その「面倒な話し合い」の素材になれば嬉しいです。
教育費の備え方は一度決めたら終わりではなく、ライフステージによって見直していくもの。子どもの進路が見えてきた時、親の収入が変わった時、家計の余裕ができた時──そのタイミングで設計を見直せる柔軟性を持っておくことが、何より大切だと思います。
教育費・老後資金・家計全体を整理したい方へ
教育資金・老後資金・住宅ローンなど、家計全体の整理をファイナンシャルプランナーに無料で相談できるサービスです。保険の見直しにとどまらず、貯蓄・資産運用まで幅広く相談可能です。
| 家計全体の「配分」を一緒に整理してみる |
※面談は無料です。相談だけでもご利用いただけます。強引な勧誘があった場合は担当変更も可能です。
※筆者は保険募集人・金融アドバイザーではなく、一般消費者としての体験・情報をもとに解説しています。個別の契約・運用判断は、各保険会社・金融機関または保険・金融のプロにご相談ください。
※本記事に記載した保険料・返戻率の数値は、各社公開のシミュレーション例を参考にした一般的な水準の目安です。実際の数値は契約者年齢・性別・契約条件により異なります。
※本記事内で紹介しているサービスの一部には、アフィリエイトプログラムを利用した紹介が含まれています。内容は可能な限り客観的な情報をもとに作成していますが、最終的な判断は公式情報をご確認のうえご自身でお願いいたします。