※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。記載のサービス内容や特典は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
「生命保険は人生で2番目に高い買い物」とも言われます。妻と子ども3人を養う家庭科パパが、必要・不要の判断軸と、我が家が実際に出した結論を本音で整理します。
- ✓生命保険が本当に必要か迷っている方
- ✓独身だけど保険をすすめられている方
- ✓結婚・出産を機に保障を見直したい方
- ✓「保険は不要」という意見の根拠を知りたい方
- ✓必要保障額の考え方を知りたい方
⚠️ 原則:資産が十分にあるなら、保険は基本的に不要です。生命保険(死亡保障)も「資産が貯まるまでの暫定設計」と捉えると判断がブレません。
生命保険(死亡保障)の必要性は、「自分が亡くなったとき、経済的に困る家族がいるかどうか」で決まります。年齢や年収ではなく、扶養している家族の有無が判断の軸です。
- ●独身・扶養家族なし → 死亡保障の必要性は低い(葬儀費用程度は貯蓄で対応可)
- ●共働き・子なし → 大きな保障は不要なケースが多い
- ●子育て世帯・片働き → 死亡保障の必要性が高い(遺族の生活費・教育費)
- ●公的保障(遺族年金)を差し引いた「不足分」だけを保険で埋めるのが基本
「保険で備える」の前に「公的保障でいくらカバーされるか」を知ることが第一歩。そのうえで足りない分を掛け捨て中心で備えるのが、家計にやさしい考え方です。
「生命保険は人生で2番目に高い買い物」と言われることがあります。仮に月2万円の保険料を30年払い続ければ、総額720万円。住宅に次ぐ大きな支出になり得ます。
それだけ大きな買い物なのに、「なんとなく不安だから」「社会人だから」という理由で加入している方が少なくありません。生命保険は、必要な人には絶対に必要ですが、不要な人には大きなムダになります。
この記事では、妻と子ども3人を養う家庭科パパが、生命保険の必要・不要をどう判断したか、必要保障額をどう考えたかを、実体験を交えて整理します。※保険募集人ではありません。一般消費者の視点での情報整理です。
そもそも生命保険は何のために入るのか
生命保険(死亡保障)の本質は、「自分が亡くなったあと、経済的に困る家族にお金を遺すこと」です。逆に言えば、自分が亡くなっても経済的に困る人がいなければ、死亡保障は基本的に必要ありません。
我が家の保険に対する考え方はシンプルで、「自分でどうにもならない、かつ家計が破綻するレベルのリスクにだけ備える」というもの。生命保険もこの原則で判断しています。
遺族年金・高額療養費など。まずここでいくらカバーされるかを把握
公的保障で足りない「不足分」だけを埋める。掛け捨て中心で
生活防衛費・教育費など。資産が増えれば保険の必要性は下がる
この3本柱で考えると、「保険にいくら払うべきか」の答えが見えてきます。公的保障を差し引いた不足分だけを保険で埋める——これが基本的な考え方です。
生命保険が不要な人・必要な人
- ✓独身で扶養家族がいない(自分の死で経済的に困る人がいない)
- ✓共働きで子どもがいない(配偶者が自分の収入で生活できる)
- ✓十分な資産がある(遺された家族が資産で生活できる)
- ✓子どもが独立している(教育費・養育費の心配がない)
これらに当てはまる方は、死亡保障の必要性は低いです。独身の方は、葬儀費用(150〜200万円程度)を貯蓄でカバーできれば、生命保険はほぼ不要と考えられます。「社会人になったから」という理由だけで貯蓄型の生命保険に入る必要はありません。
- ✓子育て世帯(自分が亡くなると遺族の生活費・教育費が不足する)
- ✓片働き・収入の柱が1人(大黒柱を失うと家計が破綻する)
- ✓専業主婦(主夫)の配偶者と子どもがいる
- ✓住宅ローンがあり団信でカバーしきれない負債がある
特に子育て世帯で収入の柱が1人の場合、死亡保障の必要性は高くなります。子どもが小さいほど、これから必要になる養育費・教育費が大きいため、必要保障額も大きくなります。
意外と知らない「遺族年金」という公的保障
生命保険を考える前に、必ず知っておいてほしいのが「遺族年金」です。会社員・公務員が亡くなった場合、遺された家族には遺族年金が支給されます。これを差し引かずに保険を考えると、保障を過剰に積みすぎてしまいます。
遺族年金には大きく2種類あります。
- ✓遺族基礎年金:子どものある配偶者・子どもに支給(子の人数で加算)
- ✓遺族厚生年金:会社員・公務員の遺族に支給(報酬比例)
たとえば会社員の夫が亡くなり、妻と子ども2人が遺された場合、遺族基礎年金と遺族厚生年金を合わせて年間150万円前後(月12万円前後)が支給されるケースがあります(年収・加入期間・子の人数により変動)。これが子どもが18歳になるまで続きます。
つまり必要保障額は、「遺族に必要な生活費・教育費の総額」から「遺族年金+配偶者の収入+貯蓄」を差し引いた不足分で計算します。この不足分だけを保険で埋めればいいので、思ったより保障額は小さくて済むことが多いです。
必要保障額の考え方|「不足分だけ」を埋める
必要保障額の基本的な計算式はこうです。
「遺族に必要なお金」は、遺族の生活費(現在の生活費の約7割が目安)× 必要年数 + 教育費 + 住居費など。ここから公的保障・配偶者の収入・貯蓄を引いた「不足分」が、保険で備えるべき金額です。
ポイントは、子どもの成長とともに必要保障額は減っていくということ。子どもが独立に近づくほど、これから必要な養育費・教育費は減ります。だからこそ、保障額を一定にする終身保険より、期間限定で大きな保障を安く確保できる掛け捨て(定期保険・収入保障保険)が合理的なケースが多いのです。
収入保障保険は、亡くなったあと毎月一定額(例:月15万円)が満期まで支払われるタイプの掛け捨て保険です。必要保障額が年々減っていく子育て世帯の実態に合っていて、同じ保障を一括で持つ定期保険より保険料が割安になる傾向があります。
「大きな保障を、安く、必要な期間だけ」——子育て世帯の死亡保障は、この考え方が基本になります。
我が家が出した結論【妻と子ども3人の場合】
ここからは我が家の実例です。あくまで一例として、判断の参考にしてもらえればと思います。
我が家は妻と子ども3人。収入の柱は基本的に僕1人なので、僕に万一のことがあれば、遺族の生活費と3人分の教育費が大きな課題になります。ここは死亡保障が必要な典型的なケースだと判断しました。
ただし、闇雲に大きな保障を積んだわけではありません。まず遺族年金でいくらカバーされるかを調べ、妻がパートで働ける前提も入れて、「不足分」を計算しました。そのうえで、格安の掛け捨て(月1,000円台〜)の死亡保険と、学資代わりの低解約返戻金型2口を組み合わせて、必要保障額を埋めています。
終身の貯蓄型で大きな保障を持つと保険料が跳ね上がるので、そこは選びませんでした。「子どもが独立するまでの期間、大きな保障を安く持つ」という方針です。子どもが独立したら、この保障は縮小・解約していく予定です。
我が家の方針はシンプルで、資産が十分にあるなら保険は不要、資産がまだ少ないなら必要な保険は持つ、余剰資金で投資もやる。生命保険もこの原則で、資産が育つまでの「暫定的な備え」として位置づけています。
貯蓄型(終身保険)と掛け捨て、どっちがいい?
生命保険でよく議論になるのが「貯蓄型 vs 掛け捨て」です。それぞれの特徴を整理します。
| 項目 | 掛け捨て(定期・収入保障) | 貯蓄型(終身) |
|---|---|---|
| 保険料 | 安い | 高い |
| 同じ保険料での保障額 | 大きい | 小さい |
| 解約返戻金 | なし(掛け捨て) | あり |
| 向いている人 | 子育て世帯・大きな保障が必要な時期 | 相続対策・貯蓄と保障を兼ねたい人 |
「掛け捨てはもったいない」と感じる方も多いですが、同じ保険料なら掛け捨ての方がはるかに大きな保障を確保できます。子育て世帯のように「一定期間、大きな保障が必要」なケースでは、掛け捨てが合理的です。
貯蓄型(終身保険)は保険料が高く、同じ保険料では保障額が小さくなります。「保障」と「貯蓄」を1つの商品で兼ねようとすると、どちらも中途半端になりがち。保障は掛け捨てで安く確保し、貯蓄・資産形成はNISAなどで分けて行う方が、それぞれの目的を効率よく達成できるという考え方が一般的です。
「必要保障額を計算して、生命保険を過不足なく設計したい」方へ。
申込後にアドバイザーを紹介してもらい、生命保険・医療保険といった民間の生命保険をまとめて相談できるサービス。遺族年金を踏まえた必要保障額の整理にも向いています。離島を除く全国が対象で、訪問・オンラインのどちらでも相談できます。相談料は無料で、保険への加入は任意です。
※相談料は無料です(保険の契約は任意)。相談は20歳以上・世帯年収100万円超の方が対象で、学生・無職の方は対象外です。
※対象は民間の生命保険の相談です。共済・かんぽ・銀行のみのご相談、損害保険のみのご相談は対象外となります。
※面談時間は1〜2時間が目安です。対応エリア・条件の最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
「保険を1つずつ検討」すると、結局全部入ってしまう
生命保険を見直すときに、ぜひ意識してほしいことがあります。それは「保険は家計全体で判断する」ということです。
生命保険・医療保険・がん保険・学資保険・自動車保険・火災保険・個人賠償責任保険…。保険を1つずつ「これは必要かも」と検討していくと、気付いたら全部入っていて、月3〜4万円・年間40万円超になっていることも珍しくありません。
それぞれの保険は、保障が重複していることもあります。たとえば医療保険とがん保険、生命保険の特約と単体の医療保険など。家計全体で棚卸しすると、不要な重複や過剰な保障が見えてくることが多いです。生命保険を見直すこのタイミングで、加入中の保険をまとめて整理してみることをおすすめします。
「加入中の保険をまとめて見直したい」「家計全体から保険を整理したい」方へ。
人柄と経験で厳選したファイナンシャルプランナー(FP)が、ライフスタイルに合った保険の見直しを提案するサービス。生命保険・医療保険・学資保険まで含めて、教育費や貯蓄も見渡しながら家計全体を整理したい方に向いています。相談料は無料で、保険への加入は任意です。
※相談料は無料です(保険の契約は任意)。Web申込後30日以内の面談完了が対象です。最新の正確な条件は必ず公式サイトでご確認ください。
まとめ|生命保険は「不足分だけ」を掛け捨てで
- ✓生命保険(死亡保障)は「自分が亡くなって経済的に困る家族がいるか」で判断する
- ✓独身・共働き子なしは必要性が低い。子育て世帯・片働きは必要性が高い
- ✓まず遺族年金など公的保障でいくらカバーされるかを把握する
- ✓必要保障額は「遺族に必要なお金 −(遺族年金+配偶者収入+貯蓄)」の不足分だけ
- ✓子どもの成長とともに必要保障額は減る。掛け捨て(定期・収入保障)が合理的
- ✓保障は掛け捨てで安く、貯蓄・資産形成はNISAなどで分けて考える
- ✓自営業・フリーランスは遺族厚生年金がなく公的保障が手薄。備えの必要性が高い
生命保険は「なんとなく不安だから」で入るものではありません。公的保障を把握し、不足分だけを掛け捨てで安く備える——これが家計にやさしい基本の考え方です。資産が十分に育てば、保険の必要性は下がっていきます。
結論として、生命保険(死亡保障)が不要と考えられるのは「独身・扶養家族なし」「共働きで子なし」「十分な資産がある」といったケースが中心です。一方、子育て世帯で収入の柱が1人の方には、期間限定の大きな保障が有力な備えになります。
自分がどちらに当てはまるか、そして必要保障額はいくらか。迷う場合は、無料相談で整理してもらうのも選択肢の一つです。なお、制度や保険商品の内容は将来変更される可能性があるため、定期的に見直すことも重要です。
※記載の数値は2026年時点の目安です。遺族年金・公的保障の制度内容は改定される可能性があります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の保険商品の利用を推奨・保証するものではありません。最終的な判断はご自身の状況に合わせ、必要に応じてFP・保険会社にご相談ください。