※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。記載のサービス内容や特典は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
家を建てたら終わり、ではありません。築10年を過ぎた頃から、外壁・害獣・外構・設備の出費が重なって家計を圧迫します。家庭科パパが「比較・検証・実行」の視点で、どこにいくら備えるかをまとめました。
- ✓マイホームを建ててから10年前後、そろそろ外壁が気になってきた方
- ✓メンテナンス費用が想像より高くて、どこから手をつけるか迷っている方
- ✓訪問販売の営業に来られて、相場感がないまま即決しそうで不安な方
①業者で金額が大きく変わるジャンルほど、相場を知ってから同等条件で比較する
外壁塗装・害獣駆除・外構・リフォームは、業者によって数十万円単位で金額が変わります。塗料のグレードや作業内容が違えば金額が変わるのは当たり前なので、「作業内容・仕様を揃えて3社前後から見積もりを取る」のが大前提です。
②全部一気にやらなくていい。予算に合わせて段階的に進める
外壁塗装が100万円超で今は厳しいなら、まずは目立つ面だけ外壁洗浄で済ませて、全面塗装は来年以降の予算で進めるやり方もあります。家庭科パパのサイト哲学は「無理なく続ける」です。
※ここで紹介する金額はあくまで2026年時点の一般的な目安です。お住まいの状況によって大きく変動するため、実際の費用は個別に見積もりを取って確認してください。
我が家が外壁塗装をしたとき、まず一括見積もりサイトで3社から見積もりを取りました。このとき意識したのが「作業内容と塗料を同じ条件で比較すること」です。塗料のグレードが違えば金額は変わって当然なので、条件がバラバラだと安いのか高いのかも判断できません。
結果的には、4軒目に話を聞いた地元の工務店で決まりました。3社分の相場感を持った状態で地元の工務店と話せたので、「これは妥当な金額だな」と冷静に判断できたのが大きかったです。
そして外壁塗装で個人的に特に注意したいと感じているのが訪問販売です。本当に、本当に高い。「今ならキャンペーンで」「足場代がサービス」のような営業で、相場を知らないご家庭が相場より高い契約に進んでしまうケースを何度か耳にしました。
一括見積もりサイトで出てくる金額は、少なくとも業界の相場から大きく外れるものではありません。訪問販売で即決する前に、まず相場を知っておくだけで結果は変わると思います。
本記事で紹介する見積もり比較サービスは、一般的な相場感から大きく乖離しにくいとされているものです。訪問販売の提示額と比較する「ものさし」として活用してください。訪問販売の詳しい実体験と、家庭科パパが使っている判断基準は記事の後半でまとめて解説しています。
マイホーム維持で「大きく出る」費用の全体像
築10年を過ぎた頃から、マイホームには順番にメンテナンス費用がかかってきます。どの項目も「いつか出る」お金なので、心構えがあるかないかで家計の余裕感が大きく変わります。まずは全体像を把握して、自分の家が今どの段階かを見てみましょう。
| 時期の目安 | 主な出費項目 | 費用感の目安 |
|---|---|---|
| 築7〜10年 | シロアリ予防 害獣対策 日常清掃 | 数万円〜 10万円台 |
| 築10〜15年 | 外壁塗装 屋根塗装 外壁洗浄 | 数万円〜 150万円前後 |
| 築15〜20年 | 外構補修 庭木手入れ 電気設備更新 | 数万円〜 100万円超 |
| 築20年以降 | 水回りリフォーム 大規模リフォーム | 数十万円〜 数百万円 |
※金額は2026年時点の一般的な目安です。建物の大きさ・劣化状況・地域によって変動するため、実際の費用は見積もりで確認してください。
マイホーム維持で金額が特に大きく、そして業者による差も出やすいのが外壁塗装です。家庭科パパ的には、ここで相場を知らずに1社で決めるのはもったいない、というのが正直なところ。
一般的な30坪の戸建てで、シリコン塗料を使った外壁塗装の相場は、複数の業界情報サイトでおおむね70万〜100万円が示されています。屋根塗装も同時にやると、足場を1回で済ませられる分、トータルが20〜40万円ほどの上乗せで収まるケースが多いです。
| 項目 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| 外壁塗装のみ(30坪・シリコン) | 約70万〜100万円※坪数・劣化状況で50万〜140万円の幅 |
| 屋根塗装同時 | 外壁塗装+20万〜40万円程度 |
| フッ素塗料にグレードアップ | シリコンの1.2〜1.5倍程度 |
| 平米単価の目安(シリコン) | 2,300〜3,500円/㎡ |
※上記は複数の業界情報サイトで示されている一般的な目安で、特定の業者の価格ではありません。最新の相場は公式サイトや見積もりでご確認ください。
外壁塗装の見積もりは、同じ家でも塗料のグレードや工程が変われば金額が変わるのは当然です。だから1社の見積もりだけを見て「高い/安い」を判断できません。
比較するときは、最低限この3つを揃えるのが家庭科パパのやり方です。
- 塗料の種類とグレード(シリコン/フッ素/無機など)
- 塗装の工程(下塗り・中塗り・上塗りの回数、高圧洗浄・ケレンの有無)
- 含まれる範囲(外壁のみか/屋根・付帯部を含むか)
ここが揃っていないと、安いほうを選んで後から「そこはオプションです」と追加請求、という話にもなりかねません。見積書を並べて、同じ条件で比較できる状態にしてから業者を選ぶ。これだけで結果がだいぶ変わります。
「自分で3社に個別に連絡するのは大変」という場合に使えるのが、外壁塗装の見積もり比較サービスです。同じ「比較サービス」でも、運営会社や仕組みでタイプが分かれます。家庭科パパとして、目的別に向いているサービスを3つ並べておきます。
| サービス | タイプ | こんな方に |
|---|---|---|
| ヌリカエ | 外壁塗装専門の 大手マッチング | まず相場を知って 複数社で比較したい方 |
| Re:est | リフォーム全般の オンライン見積もり | 外壁以外も同時に 検討したい方 |
| 外壁塗装 コンシェルジュ | 電話相談型の 第三者窓口 | 訪問販売の見積もりが 妥当か相談したい方 |
※サービス内容や対応エリアは変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
外壁塗装ほどの予算がない、あるいはまだ塗装するタイミングじゃない、という家にとって現実的な選択肢が外壁洗浄です。大手ハウスクリーニングチェーンのおそうじ本舗が、2025年から外壁手洗い洗浄サービスを順次展開しています。
おそうじ本舗の公式情報によると、外壁手洗い洗浄サービスの料金は1面(〜40㎡)あたり44,000円(税込)からで、追加は990円/㎡。戸建て住宅1面ずつの依頼も、住宅全体(4面)の依頼もできる設計です。※最新情報は公式サイトでご確認ください。
| 依頼範囲 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| 1面(〜40㎡) | 44,000円(税込)〜※追加は990円/㎡ |
| 住宅全体(4面) | 概ね15万〜20万円の幅※面積・店舗により変動 |
| 一般的な作業時間 | 1面あたり約2時間 住宅全体でも1日で完了 |
※料金は2026年時点のおそうじ本舗公式発表に基づく目安です。最新の正確な料金は必ず公式サイトでご確認ください。
外壁洗浄は、塗装ほどの「保護機能の再生」はできないものの、見た目の汚れを落として数年間を繋ぐ、という用途にはよく合います。
- 築10年に差し掛かったけど、塗膜自体はまだそこまで劣化していない家
- 今年は大きな出費が重なって塗装予算が取れない家
- まず道路側・玄関側の印象を整えたい家
外壁塗装までは予算が届かないけれど、見た目の汚れは気になっている方向け。足場を組まずに手洗いで対応するタイプのサービスです。
全国規模で展開されている大手ハウスクリーニングチェーンが2025年から順次拡大中の新サービス。塗装を傷めにくいオリジナル洗剤を使い、人の手で丁寧に洗浄する方式です。
※対応店舗数・サービス内容は変動するため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
| おそうじ本舗の公式サイトへ |
※対応店舗・料金は2026年時点の情報です。サービス内容は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
外壁塗装ほど目立つ出費ではないものの、放置すると家そのものの寿命に関わるのが害獣・シロアリ対策です。天井裏からの物音、床下のシロアリ被害などは、早期発見・早期対応でトータル費用が大きく変わります。
業界情報サイトの複数のデータによると、ハクビシン・アライグマなど一般的な害獣駆除の相場は6万円〜30万円程度に収まるケースが中心です。金額の幅が大きいのは、被害の規模・侵入経路の封鎖工事の範囲・駆除する害獣の種類で作業量が大きく変わるためです。
| 作業内容 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| 追い出し+侵入経路封鎖(軽度) | 6万〜15万円 |
| 捕獲+封鎖+殺菌消毒(標準) | 15万〜30万円 |
| 広範囲・天井裏補修まで(重度) | 30万円以上 |
※複数の業界情報サイトが示す一般的な目安です。実際の金額は被害状況・地域・業者により変動します。
害獣駆除は「自社施工」か「仲介紹介」かで大きく2タイプに分かれます。仲介紹介型は問い合わせ窓口だけ運営して実作業は地域業者に丸投げするため、仲介手数料が乗って割高になりやすい構造です。家庭科パパ的には、自社施工で長期保証を出している会社から相場感を取るのが安心です。下の2社はどちらも自社施工型で、最長10年保証を打ち出している規模感のある会社です。
| サービス | 対応エリア | こんな方に |
|---|---|---|
| ハウスプロテクト | 関東・関西・東海 中四国の一部 ※公式で要確認 | リフォーム会社母体の 再発防止重視の方 |
| 駆除ザウルス | 北海道・沖縄・ 一部地域を除く ほぼ全国 | 東北・北陸を含む 広域で相談したい方 |
※対応エリア・保証内容・料金は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。駆除ザウルスの対応エリアは北海道・沖縄・離島を除くほぼ全国ですが、地域により個別に対応可否が異なる場合があります。
庭のある戸建てで地味に効いてくるのが植栽の手入れ。放置すると大きくなりすぎて、落ち葉のご近所トラブルや、高所作業が必要な高木に育ってしまい、後から高額な費用になりがちです。
| 木の高さ・種類 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| 低木(〜3m程度) | 3,000〜6,000円/本 |
| 中木(3〜5m程度) | 6,000〜15,000円/本 |
| 高木(5m以上) | 15,000〜30,000円/本 |
| 植栽全体・庭全体の整備 | 数万円〜10万円超 |
※木の状態・作業難易度・地域で変動します。複数社から相見積もりを取るのが安全です。
地域の剪定業者を比較するなら、価格.comくらしサポートのマッチング型プラットフォームが便利です。地域・料金・口コミで比較できるため、「地元で評判のいい剪定屋さん」を探すのにも向いています。
※対応エリア・業者ラインアップは変動します。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
築15年を超えると、外構まわりもあちこち気になり始めます。コンクリートのひび割れ、フェンスの支柱のぐらつき、カーポート屋根の劣化など、気づくと複数箇所が同時に傷んでいるのが外構の特徴です。
| 工事範囲 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| 部分補修(1〜2箇所) | 5万〜30万円 |
| フェンス・門扉の交換 | 20万〜80万円 |
| 駐車場コンクリート打ち替え | 30万〜100万円 |
| 外構全面リニューアル | 100万〜300万円 |
※地域・使用素材・敷地規模で変動します。部分補修でも業者差が大きい領域なので、相見積もりが有効です。
外構は地域密着の工務店・造園業者が担当することが多く、地元業者を比較できるマッチング型サービスと相性が良いジャンルです。※価格.comくらしサポートの外構工事は対応エリアが限定されている場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
※対応エリアは変動します。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
築15年を過ぎると、コンセントの緩み・照明器具の寿命・分電盤の古さなど、電気系の小さな出費が増えてきます。ここは「DIYできる範囲」と「プロじゃないとダメな範囲」の線引きが大事なジャンルです。
| 作業内容 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| コンセント増設(1箇所) | 8,000〜20,000円 |
| 照明器具の交換(シーリング) | 5,000〜15,000円 |
| エアコン取付・取外し | 15,000〜40,000円 |
| 分電盤の交換 | 40,000〜100,000円 |
| EV充電用コンセント設置 | 30,000〜80,000円 |
※作業範囲・既存設備の状態で変動します。見積もり時に同じ作業範囲で2社比較が安全です。
※対応エリアは変動します。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
マイホーム維持のなかでも比較的金額が読みやすいのが、日常のハウスクリーニング。エアコン・浴室・キッチン換気扇などは、DIYでやるより短時間で効率がいい場合があります。
| 作業内容 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| エアコンクリーニング(壁掛け) | 10,000〜15,000円/台 |
| 浴室クリーニング | 15,000〜20,000円 |
| キッチン換気扇・レンジフード | 15,000〜25,000円 |
| 水回り4点セット | 40,000〜60,000円 |
| 在宅まるごとクリーニング | 50,000〜100,000円超 |
※業者・地域・オプションで変動します。最新の正確な料金は必ず公式サイトでご確認ください。
※対応エリアは変動します。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
築10年を超えると、家の中に物が増えて動線が悪くなっているケースが多いです。ここで一度、不用品を整理すると、清掃もしやすくなり、リフォームのときの段取りもぐっと楽になります。
| 回収量・作業内容 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| 軽トラ1台パック | 15,000〜30,000円 |
| 2tトラック1台パック | 40,000〜70,000円 |
| 1部屋丸ごと | 50,000〜100,000円 |
| 家まるごと(遺品整理含む) | 10万円〜30万円超 |
※オプション(運び出し・階段料金・解体料金)で変動します。事前に現地見積もりを取ると安全です。
※対応エリアは変動します。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
築20年を超えると、水回り設備の寿命や断熱性能の陳腐化が無視できなくなります。ここからは、部分的な補修では追いつかないレベルの、まとまった金額のリフォームが視野に入ってきます。
| 工事内容 | 費用の目安(2026年時点) |
|---|---|
| キッチン交換(標準) | 50万〜150万円 |
| ユニットバス交換 | 60万〜150万円 |
| トイレ交換 | 15万〜40万円 |
| 給湯器交換 | 20万〜50万円 |
| 水回り4点フルリフォーム | 150万〜400万円 |
| 全面リフォーム | 500万〜1,500万円 |
※商品グレード・工事範囲・住宅規模で大きく変動します。必ず複数社から相見積もりを取ってください。
築20年超の家で大規模リフォームを検討するなら、まず概算の見積もりを取って相場感を掴むのが第一歩です。Re:est(リエスト)は、リフォーム実績80万件超のニッカホームが運営する見積もりサービスで、個人情報を入力せずに概算見積もりがオンラインで出せるのが特徴です。数百万円単位の工事で相場を知らずに決めるのは後悔しやすいので、まず目安だけでも確認しておくと判断が変わります。
※サービス内容は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
訪問販売の実体験と、家庭科パパの「判断基準」
外壁塗装・屋根塗装まわりで本当に多いのが訪問販売です。家庭科パパの家にも、これまでに10軒以上訪問販売の営業が来ました。せっかくなので、その体験を踏まえた「どう判断しているか」をまとめておきます。これから外壁まわりのメンテを考えている方の、何かしらのヒントになれば幸いです。
実際に訪問販売で提案された内容の一部を挙げると、たとえば全面アルミ外壁への張り替えや、ホタテ由来の粉末を混ぜた吹き付け塗装といった特殊な工法の提案がありました。どちらも見積もりは一般的な外壁塗装の3回分くらいの金額でした。
このときに自分が冷静に判断できたのは、「それなら普通の塗装を3回やった方が、見た目もきれいに保てるし、長期的にも経済的だな」という比較ができたからです。塗装の相場感が頭にあるかどうか、これが大きな分かれ目だと思っています。
念のため補足しておくと、アルミ外壁もホタテ粉末塗装も、工法そのものが悪いという話ではありません。合う家・合う目的もあります。ただ、高額な工法ほど、即決せずに複数社で同等の見積もりを取って比較するのが大事だと考えています。
※これは家庭科パパが当時実際に提案された工法の話で、現在の相場がどれくらいなのか、そもそも今も一般的な工法として存在しているかは把握していません。工法そのものや現在の相場を評価するものではなく、あくまで「相場感を持っていたから冷静に判断できた」という体験談としてお読みください。
訪問販売を何度も受けていると、会社は違うのに営業トークには共通点があることに気づきます。家庭科パパが「これが出たら、その場では決めない」と自分ルールで決めているフレーズを挙げておきます。
- 「あと数件で枠が埋まります」
- 「この家だけの特別価格です」
- 「キャンペーン価格でもう埋まります」
- 「今日中に予約すればこの価格で」
これらに共通するのは、「今すぐ決めないと損する」という焦りを作る構造です。冷静に考えると、本当に良い工事・良い条件なら、数日持ち帰って検討しても条件が変わることはないはずです。「今日しか」と言われた瞬間に、一度疑ってみるのが家庭科パパの習慣です。
訪問販売で提案された工法やデザインが気に入ったとしても、その場で即決する必要はありません。同じ工法をやっている他の業者を調べて見積もりを取れば、金額の妥当性を比較できます。一括見積もりサイトを使えば、複数社の相場を同時に確認できるので、訪問販売の提示額が適正かどうかも見えてきます。
また、一度持ち帰って相見積もりを取る姿勢を見せると、訪問販売側も値引きに応じてくることが多いです。「今日決めてくれれば10万円下げます」のような話が出るなら、そもそも最初の見積もり金額に妥当性があったのか疑った方がいい、という家庭科パパの考えでもあります。
マイホームメンテでやりがちな「3つの失敗」
訪問販売への警戒と合わせて、メンテ全般で起きがちな構造的な失敗パターンもまとめておきます。どれも「知っていれば避けられる」ものなので、心当たりがないか振り返ってみてください。
特に起きやすいのがこのパターン。知り合いの業者、営業に来た業者、広告で見た業者など、「最初に出会った1社」で決めてしまうケースです。
外壁塗装・害獣駆除・外構工事・リフォームといった業者による金額差が大きいジャンルでは、1社の見積もりだけでは「高い/安い/妥当」の判断ができません。結果として、相場より高い金額で契約してしまっても気づけないことになります。最低3社の見積もりを同等条件で揃えるのが家庭科パパの鉄則です。
相見積もりを取っても、「最安値のところに決めた」で終わってしまうパターンです。外壁塗装を例にすると、シリコン塗料とフッ素塗料では単価が1.2〜1.5倍違います。塗料のグレードや塗装回数、下処理の工程が違えば、金額が違うのは当たり前です。
見積もりを比較するときは、以下の3点を必ず揃えて比較してください。これをやるかやらないかで、数年後の家の状態がまったく変わってきます。
- 塗料の種類・グレード(耐用年数)
- 作業工程(下塗り・中塗り・上塗りの回数/高圧洗浄・ケレンの有無)
- 含まれる作業範囲(外壁のみか/屋根・付帯部を含むか)
築15年前後で「外壁塗装・屋根塗装・外構補修・給湯器交換を一気にやりたい」と相談するケースがあります。もちろん一度に済ませればトータルで効率はいいのですが、その年の家計負担が一気に300万〜500万円に跳ね上がるのが現実です。
家計を守る観点では、「優先順位をつけて段階的にやる」ほうが現実的。たとえば今年は外壁塗装、来年は給湯器、再来年は外構の順に分けるだけで、1年あたりの支出は抑えられます。全部一気にやる必要はないというのは、家庭科パパが記事冒頭から伝えているメッセージです。
メンテ費用で家計が苦しくならないための考え方
家庭科パパ的に特に大事だと思っているのが、「メンテ費用は必ず来る前提で、月単位で積み立てておく」という考え方です。築10年でいきなり100万円の外壁塗装費を用意するのは厳しいですが、毎月1万円を10年間積み立てれば120万円。同じ金額でも、急に出すのと計画的に出すのとでは家計へのダメージが全然違います。
「毎月1万円」はマイホームを持っているご家庭にとって、決して非現実的な金額ではありません。スマホ代・ネット回線・保険料を少し見直せば捻出できる範囲です。その1万円が年月とともにどう育っていくか、目安を表にしました。
| 積立期間 | 積立総額 | 備えられる出費の目安 |
|---|---|---|
| 1年間 | 12万円 | ハウスクリーニング複数箇所/軽度の害獣対策 |
| 3年間 | 36万円 | 外壁洗浄(住宅全体)/小規模な外構補修 |
| 5年間 | 60万円 | シリコン塗料の外壁塗装の一部/フェンス交換 |
| 10年間 | 120万円 | 外壁塗装+屋根塗装の一般的な相場範囲 |
| 15年間 | 180万円 | 外壁塗装+外構補修を同時期に実施 |
| 20年間 | 240万円 | 水回りリフォーム+外壁塗装の2回目 |
※金額は2026年時点の一般的な相場目安で、実際の費用は工事内容・住宅規模・地域により変動します。
家を建ててから解体するまでの間、マイホームには累計でどれくらいのメンテ費用がかかるのか。項目ごとの相場を積み上げた目安です。「あと何年でいくら必要か」を逆算する参考にしてください。
| 築年数 | 主な出費 | 累計の目安 |
|---|---|---|
| 築10年時点 | シロアリ予防・簡易クリーニング等 | 20万〜40万円 |
| 築15年時点 | +外壁塗装(1回目) | 100万〜180万円 |
| 築20年時点 | +外構補修・給湯器交換 | 150万〜300万円 |
| 築25年時点 | +水回りリフォーム | 250万〜500万円 |
| 築30年時点 | +外壁塗装(2回目)・リフォーム | 400万〜800万円 |
※あくまで一般的な目安で、住宅の規模・立地・使用素材・ライフスタイルにより大きく変動します。実際の費用は個別に見積もりを取ってください。
月1万円を30年間積み立てれば360万円。これだけで築30年時点の累計メンテ費用の下限ラインをほぼカバーできる計算になります。メンテは「いつか払う」お金なので、早めに積立を始めるほど家計の一時的な負担を減らせます。
この考え方は、固定費の見直しとセットで考えるとより効果的です。スマホ代・ネット回線・保険料を見直して浮いた分を「住宅メンテナンス用の口座」に自動振替しておくだけで、10年後の大きな出費に備えられます。
※記載の金額は2026年時点の一般的な目安です。マイホームのメンテナンス費用は、建物の大きさ・劣化状況・地域・使用する素材や塗料・作業内容によって大きく変動するため、具体的な金額は個別に見積もりを取得してご判断ください。
※相場の数値は複数の業界情報サイト・運営企業の公表情報を参考にしていますが、各業者の個別見積もりを代替するものではありません。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定のサービスの利用を推奨・保証するものではありません。